仕上げ材(ワニス・バーニッシュ)の役割と重要性

目次
  1. ワニスは何のために使うのか
  2. 塗りなおしの可否
  3. UVカット
  4. 艶の度合い

ワニスは何のために使うのか

ワニス(Varnish・バーニッシュ)は画面を保護する目的、光沢の有無や度合いを調整する目的、紫外線による作品の劣化を防ぐ目的などで使用されます。

アクリル画は柔軟性があり丈夫であることが多いため、ワニスまで施す人は多くいません。しかし、ワニスを施すことで埃や汚れの付着を防ぐことができ、艶によって見栄えがぐっと良くなることもあります。

また展示する場合には搬入による画面のこすれの事故の予防にもなります。

以下、仕上げ材にはどのようなものがあるのかを紹介していきます。


塗りなおしの可否

ワニスにはシンナー、ペトロール、テレピン、ミネラルスピリットなどの溶剤や専用のリムーバーで落とすことのできるものと、できないものがあります。

作品表面が汚れた際、落とすことができるワニスを使っておけば除去、塗り直しを行うことができます。

落とすことができるワニスの使用に際し、描画面とワニスの間にもう一層保護用の層を設けることを推奨しているメーカーもあります。後ほど表面のワニスを除去する際に絵の具で描かれた作品画面を傷つけないための層で、再溶解できないメディウムやワニスが推奨されます。

そのため、コーティングを施してしまうと絵の修正ができなくなりますので、作品は絶対にこれで完成だといえる状態にしてからコーティングを施します。


UVカット

ワニスの中には作品への紫外線の影響を防ぐものがあります。>落とすことができるワニスの場合は定期的に塗り直すことでUVカットの効果を保つことができます。

絵の具や紙は紫外線をたくさん浴びることで劣化するため、作品を長期間保存したい場合にはUVカット効果の高いワニスを選ぶようにします。


艶の度合い

艶あり、半艶、マットなど、複数の艶のワニスが用意されていることが多いです。

マットのワニスは塗り重ねをしすぎると雲ることがあるため注意が必要です。

ワニスを塗る際の詳しい注意点などについては「仕上げ材(ワニス・バーニッシュ)を使う」で説明しています。


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